催眠術って本当にあるの?


really

「催眠術って本当にあるんですか?」

催眠術師をしていると、必ずといっていいほどこの言葉をいわれます。

何千人にかけてきた私としては「あたりまえでしょ!」といいたいところですが、
やはり催眠術は、まだまだなじみない分野なのですね。

けれど「認知度が低いこと」と「それが存在するかどうか」はべつの問題です。
みんなが知らなくても、存在するものは存在するのです。

「催眠術なんて信じません」

そういわれることもあります。
けれど「あなたが催眠術を信じているか」と「催眠術が存在するか」も関係ありません。
あなたが信じていなくても、催眠術は存在するのです。

いいですか?

はっきり正体がわかったものにしか手をださない、という発想では、
だれもが知っている、つまらない、あたりまえのものしか手にできません。

「催眠術が本当にあるなら学ぶけど」なんて考えていたら、チャンスを逃しますよ。
だれも、あなたに本気で催眠術の存在を教えてはくれないでしょうから。

「それをたしかめるために勉強してやる!」くらいナマイキでいいのです。
疑いながらも足をいれた人間だけが、催眠術を使えるようになるのです。

ここで「催眠術なんてないんだ!」と信じきってもいいでしょう。
それきり、そんな世界のことなど忘れてしまうこともできます。

けれど、それでは同時に、すごくおもしいろものを見失うことにもなるのです。
その奥に、本当のあなたの人生があるかもしれないのに。

よろしでしょうか。
催眠術の存在をたしかめるには、催眠術をやってみるしかないのです。

人生を豊かにできる魔法、人間関係を円滑にする技術。
なのに、みんなが存在を信じていない——これはチャンスではありませんか?

私からすれば、
むしろ「なぜ、あなたは催眠術がないと思っているのだろう?」と不思議なくらいです。

 


2016-11-02 | Posted in 催眠術のかけ方No Comments » 

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