簡単な催眠術を掛ける方法を公開します。


hypno

今日は、簡単な催眠術をお教えしましょう。
あなた自身にかけることもできますし、まわりの人間にかけることもできます。
いかに「人間が操られやすいものか」びっくりするとおもいます。

・椅子からたてなくなる
・声がだせなくなる
・笑いがとまらなくなる
・水がジュースやアルコールの味になる
・あなたのことを好きでたまらなくなる
・名前をわすれてしまう
・目の前に好きな芸能人がみえるようになる

こんなことができるわけですが——これを超能力や魔法のように考えていませんか?
しかし催眠術は精神医学にも使われる、れっきとした心理技術なのです。
方法さえ学べば、だれでも身につけることができます。

けれど約束がひとつあります。
あなたと私だけの秘密にしてください——あまりにも真実ばかり解説しますので。
絶対にですよ?

 

【まずは軽い催眠術を体験しよう<レモンの被験性テスト>】

gatag-00014197-1-624x415

催眠術を学ぶには「そもそも催眠術とはなにか?」を知る必要があります。
だって、まだ、あなたも半信半疑でしょう?
以下の台詞を、そこに私がいるとおもって、心のなかで読みあげてください。

「目の前に、レモンを想像してください」
「黄色くて、光沢があって、すっぱいレモンです」
「しっかりイメージしてくださいね」

「そのレモンには、真中にきれこみをいれてあります」
「では、両手をだして(想像でもかまいません)そこに親指をさしこんで」
「ぶちゅっと、ふたつに引き裂いてください」

「すっぱい果汁が飛び散ったかもしれませんね」
「その断面をみましょう——みずみずしいとおもいませんか?」
「では左右のうち、より、すっぱそうな方をえらんでください」

「それを、ゆっくり口まではこんでください」
「そのレモンをしっかり噛みしめてほしいのです」
「ではどうぞ——ああすっぱい。レモンの汁が口のなかにひろがりますね?」

「すっぱい感覚が口中にひろがって、おもわず唾液がでてしまったかもしれません」
「でも、ちょっとまってください?」
「そのレモン、本当にここにあるわけではありませんよね?」

「すべては、あなたの想像のなかでおきたにすぎません」
「本物のレモンはどこにもないのに、口がすっぱく感じて唾液がでた」
「これぞ〝私があなたに唾液をださせる催眠術に成功した〟という状態なのです」

勘のいい、あなたは「なるほど」とおもわれたでしょうか。
これは実際、私が催眠術師として、はじめに観客に説明するときのものです。
催眠術というものが、なんとなく理解できたかもしれませんね。
【催眠術・催眠状態ってどういうものなの?】

シンプルに説明しましょう。
あなたの脳は〝現実〟と〝頭で想像したこと〟を区別できないのです。
つい体が反応してしまうのです——レモンを想像するだけで唾液がでるように。

それを利用するのが催眠術です。
頭でイメージをさせて、あいての体に反応をひきおこすのです。
それっぽい言葉やジェスチャーを使って。

たとえばアクション映画をみると、ふと自分も強くなった気がしますよね?
実際に強くなったのは——修行をしたのは——映画の主人公なのに。
あれだって〝強くなった気がする〟催眠術といえるわけです。

【簡単な催眠術のかけ方に挑戦しよう】

887266c428f2361d9f273cc8d4e86494_s
ここでお教えするのは「拳のカタレプシー(運動支配)」という催眠術です。
あなたが手を「グー」にすると、それが岩になったようにひらかなくなるのです。
超本格です——おもしろそうでしょう?

魔法におもえますが、これも心理学です。
よく〝金縛り〟という現象がありますが、あれを拳だけにおこすのです。
だれもがもつ能力を言葉によってひきだすのです。

とはいえ、私のモットーは「学ぶならシンプルに」です。
わずかな台詞をおぼえるだけです。
非常に簡単。

まずは、あいてに手を「グー」にしてもらいます。
グッとにぎってもらったほうがいいですね。
あとはこの台詞を口にするだけです。

「その拳をじっとみつめてください」
「いまから3つかぞえて、両手をたたくと、その拳がひらかなくなります」
「ひらこうとしても絶対にひらきません」

「いきます」
「1、2、3、ハイ(勢いよく両手をたたく)!」
「ほら、ひらかない!」

どうです?
拍子ぬけしました?
これで、本当に催眠術が成功するのです。

まず自分自身にやってみてもいいかもしれませんね。
お酒の席なんかで、話の種にやってみるのもいいでしょう。
リラックスした場のほうが成功しやすいですから。

あと、いいわすれておりました。
催眠術をとく——固まった手をひらかせる——には、
上の台詞のうち「ひらかなくなる」を「ひらくようになる」にいいかえてください。

かけた催眠術はとく。
これが催眠術師のマナーです。
あなたももう一員なのですから、きまりは守りましょうね。

 

【催眠術を成功させるために必要な3つのポイント】

①自信をもって演じること

あいてに「こんなのでかかるのかなあ」と、おもわれると成功率はさがります。
はっきり声にだして、自信満々に演じましょう。
あなたは催眠術師なのですから!

②合図をしっかり

手順のなかで、パンと両手をたたくのが合図になります。
ここで「いまから催眠術にかかるんだよ」と、あいての無意識に響かせるのです。
ですから、勢いよく、おどろかせるくらいの気持でいどみましょう。

③かかりやすい人間をえらぶ

催眠術には「かかりやすさ」があります。
あなたの仕事は「かかりやすい人間」にあたるまで挑戦することです。
あわせて(催眠術にかかりやすい人の6の特徴)も読んでください。

以上のポイントを守れば、
問題なく、三割ほどの人間に成功させることができるでしょう。
なかなか、すごい特技を身につけたものだとおもいません?

「もっとほかの催眠術もかけてみたい」
「とにかく成功率をあげたい」
「特定のあいてに催眠術をかけたい」

そして、もし、そうおもわれたのなら。
ぜひ、これからも私といっしょにディープな催眠の世界に冒険しましょう。
おまちしております。

 

催眠術をもっと知りたいという方は、手前味噌ですが、私の著書「シンプルにできる催眠術」をおすすめさせていただきます。多くの方からご好評頂いています。

ゼロから、上のような手が固まる等の運動支配、あなたのことを相手が好きになる等の感情支配まで、催眠術を丁寧に、かつシンプルに解説しています。

↓こちらから詳細をご覧ください↓

シンプルにできる催眠術

 

また、催眠術という技術は相手にだけでなく、自分自身に掛けることも可能です。

いわゆる自己催眠というものですが、

  • ダイエットを成功させたい
  • 緊張癖を治したい
  • 自信をつけたい
  • モチベーションを上げたい
  • 異性に対して積極的になりたい
  • ビジネスで成功したい

等々、「自分を変えたい!」という思いで催眠術を学びたい方は、上の教材ではなく、こちらの「シンプルにできる自己催眠」をおすすめします。

私があなたを音声で催眠状態に誘導します。

↓詳細はこちらからご覧ください↓

シンプルにできる自己催眠

 


関連記事