催眠術にかかりやすい人の6の特徴


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前回(催眠術って誰でも掛かるの?|成功率と被検性について)の記事で、
催眠術には「かかりやすい人・かかりにくい人」がいる、という話をしましたね。

ではいったい、どんな人が催眠術にかかりやすいのでしょう?
あなたの気になる人物は催眠術にかかりやすいのでしょうか?

そもそも〝被験性(催眠術のかかりやすさ)〟には個人差あります。
ランダムできまるわけではありませんから、そこには傾向があります。

①イメージ力が高い
イメージしたこと(暗示)に体が反応しやすい、ということです。
クリエイティブな職業、頭に映像を描ける、妄想好き、などの特徴があります。

②許容範囲がひろい
催眠術師の言葉をうけいれるのに抵抗がない、ということです。
素直、誠実、まじめな人物に多いでしょう。

③感受性が豊か
そもそも暗示や刺激に反応しやすい、ということです。
芸術やエンターテイメント、はてはスピリチュアルに興味があったりします。

④ぼーっとしている・だらしない
自分を律するのが下手である、ということです。
身のまわりの小物や服装、部屋などにあらわれますね。

⑤不思議なものを信じている
はなから催眠術にかかる心構えでいる、ということです。
催眠術という単語をだしたときの反応でわかります。

⑥疑いぶかくない
被験者に邪念がはいると催眠術はうまく機能しません。
これは裏をかえせば「疑い深い人物にはかけずらい」ということです。

基本的には、こういった特徴があげられます。
なんとなく「ああ、わかる気がするな」と感じるかもしれませんね。

もっとたくさんありますが、
すぐれた催眠術師ほど「自分なりのみわけかた」を蓄えているわけです。

もちろん、上にあてはまらないのに、すごくかかりやすい人もいます。
あてはまるのに、ちっとも、かからない人もいます。

だれもが上のようにきれいに分類できるわけでないからです。
最後には〝現場の勘〟のほうが大事だったりします。

そして、ややこしいことに、
この〝被験性〟意外にも「催眠術にかかるかどうか」をきめる要素があるのです。

すこしづつ解説していこうとおもいますが、
催眠術師は、催眠術をかけるのにも、なかなか考えることが多いのですね。

逆にいえば、催眠術を習得したあかつきには、
人間やコミュニケーションというものを完璧に理解できていることでしょう。


2016-11-12 | Posted in 催眠術のかけ方No Comments » 

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