催眠術って本当ですか?
「催眠術って本当ですか?」
催眠術師をしていて、これが一番たずねられる質問かもしれません。
ストレートですね。
けれど、これが世間の印象なのだとおもいます。
これに「あるにきまってますよ!」と答えるのは簡単です。
催眠術師や催眠を学ぶものからすれば、あたりまえのことですから。
しかしそれは親切でありません。
一番はやってみせることです。
自分がかかれば(かかったひとをみれば)信じないわけにいかないでしょう。
しかしウェブ上ではそうもいきません。
「それっぽいこと」はできても「奥深い本物」をみせることはできません。
催眠術とは、あいてを前にしての、生きたコミュニケーションの技術だからです。
それに画面上でなにをみせられても疑うひとは疑うものです。
ですから一番は「だれでもいいので催眠術師にあってください」になります。
ちゃんと目でみてくださいよ、と。
しかし、その機会も多くありません。
みつけたとしても、あやしく感じてしまいますね。
そこで、ほとんどのひとがあきらめるのです。
「よくわからないし、めんどくさいし、なくても困らないし」なんて。
しかし——本当にそうですか?
あなたは人生に、なにかすてきなものをもとめていたのではありませんか?
自分が理解できないものを遠ざけていてはなにも変化しません。
いままでの考えかたで理解できる、いままでどおりの人生がつづくだけです。
信じられなくてもかまいません。
疑ったままでもかまいません。
とにかく喰らいつくことで、なにかが変わりはじめるのです。
このサイトには、いくつもの催眠術に関する記事をのせています。
ひとまず、それをいくつか読んでから判断してみるのはどうですか?
あやしみながらでかまいません。
知らないものをそのまま否定する、という発想はもったいないかもしれません。
知って、学んでから、そこではじめて否定するかを判断するのはどうですか?