ラポールとは?催眠術師が教えるスムーズな人間関係を形成する方法①
あなたが催眠術に興味なくとも、
この言葉だけはおぼえておきましょう。
それは〝ラポール〟です。
だれかに催眠術をかけるときだけでなく、
日常のあらゆるコミュニケーションに関わってきます。
よい人間関係を築きたいなら理解しなくてはなりません。
友情も、恋愛も、よい仕事関係も、まず〝ラポール〟からはじまるのです。
心理学的には「信頼関係」「心が通いあった状態」というところでしょう。
おたがいに「すばらしい」と認めあっている状態ですね。
あなたも心をゆるせる人間をおもいだしてください。
その人物とのあいだに〝ラポール〟が生まれているわけです。
この〝ラポール〟ができると、あらゆるものごとがスムーズにいきます。
利益や損得をこえた人間関係ですから。
だれしも「好きな人間」には協力したいものです。
あなただってそうでしょう?
もちろん恋人のようなベタベタした関係だけをいうのでありません。
その関係にふさわしい〝ラポール〟があります。
上司と部下にも、親と子にも、師匠と弟子にも、先生と生徒にも。
相応の〝ラポール〟があります。
あなたの目的は、その関係ごとにふさわしい〝ラポール〟をつくることです。
すると、あらゆる場面で、みんなが味方をしてくれるようになります。
私たち催眠術師も〝ラポール〟を重要視します。
まず被験者に対して——催眠術を成功させるために——これを築くわけです。
今日は、私の方法をおおしえしましょう。
秘密ですよ?
心のなかで「あなたはすばらしい人間だ!」と唱えるのです。
それを何度も。
その言葉が自己催眠となり、自分の無意識がそう感じとって、
あいての無意識に「あなたが好きです」オーラを飛ばしてくれるのです。
ばかにしてはいけません。
超強力ですよ?
これを顔をあわせる直前におこないます。
あいてと好意的にはなすイメージづくりにもなりますね。
そもそも〝ラポール〟は「無意識がつながった状態」と分析できます。
そのために「自分の無意識をあいてにむける」のです。
同時に、赤い糸や、ふしぎなエネルギーなどで、
心と心がつながっているイメージをしてもよいでしょう。
いかがでしょう?
私がいままでナイショにしていた技術です。
実は、心の底では、みんな使わなければいいのになともおもっています。
あまりにも強力なので。