催眠術であの人を自分の虜にしたい…|好き好き催眠について


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「あいてを催眠術で好きにさせることはできますか?」

これは必ずといっていいほどされる質問です。
催眠術に興味がある、あなたにも、すこしはそんな下心はありませんか?

もちろん恥じることはありません。

人間ですから欲求はあります。
それを認めて、自分の心をしることが学びの一歩です。

そして、精神分析のフロイトもいうように、
大事なのは「それを糧としてなにをするか?」ですから。

さて、はじめの質問にこたえましょう。

イエスです。

ある意味では。

ある意味——どういうことか?

たしかに、異性に催眠術をかけて「あなたが好き」という状況にすることはできます。
これも「好き好き催眠・恋愛感情催眠」という、オーソドックスなものです。

しかし「いつか催眠術はとける」というのも、たしかな話なのです。

むこうがノリノリで楽しんでいるあいだはづづきます。
けれど基本的には、一定の時間後には「なにかおかしいぞ?」とさめてしまうのですね。

人間には〝自己防衛本能〟があります。
危険を察知すると、無意識も、なんとか催眠術をはねつけるわけです。

だから、あまり催眠術に期待しないでください。
一時的になら楽しめますけれどね。

と、普通の催眠術師なら説明するでしょう。

しかし、私は、そこまでヤワな催眠術師ではありません。
長年、催眠術を研究してまいりました。

私の催眠理論にいわせれば、
考え方をかえるだけで、いくらでも方法はあります。

とはいえ、ちょっとした自慢の理論になりますから。
次回以降の記事として、だしおしみさせてください。

というのも失礼でしょうから、ひとつだけ。
たとえば、上の例で「いつかは防衛本能により催眠術がとけるものだ」といいました。

しかし、こう考えるのはどうでしょう。
なぜ「あなたが近づくこと」が「防衛本能を発動する」ことになるのでしょう?

たとえば、好きなアイドルが、あなたを虜にしようと近づいてきても。
受け入れるばかりで警戒しようとおもわないでしょう?

そう考えると、
「好き好き催眠」=「あいてからすれば防衛すべきもの」
との考え方自体から疑うことができるわけです。

このあたりを考えてみてくださいね。
ご期待ください。

 


2016-11-08 | Posted in 催眠術のかけ方No Comments » 

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