催眠術を日常で活かすには?


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唐突ですけれど。
おそらく、あなたの〝催眠術〟のイメージはこんなものでしょう。

黒い衣装の、あやしげな催眠術師が、指でつまんだ振り子をゆらして、
ぶつぶつと「あなたはだんだん眠たくなーる」なんていうのですね。

いかにもといった感じです。
むしろ古くさいですか?

たしかに、こうした方法でも催眠術はかけられます。
あながちまちがいでもありません。

しかし、だからといって、
催眠術はこんなふうに「あからさまにかけますよ」という形でしか、
できないものだとおもうのはストップしましょう。

それはもったいない。

実に。

ここらで「結局、学んでも、人前でみせる機会はないだろうし…」
なんて発想はすてましょう。

そもそも〝催眠術〟は、わざわざ特別な場でみせるものでありません。
生活に活かすものなのです。

見世物として演じる場合「それっぽくないと伝わらない」から、そう装うだけの話です。
あんなものはパッケージ——本質はもっとずっと別のところにあります。

そもそも催眠術は心理学(コミュニケーション)の技術です。
ですから、人間がいる場所なら、どこでも使うことができるのです。

あやしい黒衣装も必要ありません。
Tシャツにジーンズでも催眠術はかけられます。

もちろん、振り子で「あなたはだんだん眠たくなーる」なんていう必要もありません。
普段どおりの会話のような、あやしくない方法もあるわけです。

よろしいでしょうか。

催眠術は、舞台の上だけの、宴会芸ではありません。
そのまま生活にくみこめる、生きたコミュニケーションの技術なのです。

遠い世界のできごとではありません。
むしろ〝催眠術〟は、あなたのいまいる、その世界をかえる手段なのです。

もちろん、そのためには〝催眠術の本質〟を理解する必要があります。
宴会芸をこえたすばらしい世界にそこにあります。


2016-11-11 | Posted in その他, 催眠術のかけ方No Comments » 

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