なぜあなたの催眠術は失敗するのか?|初心者がしがちな催眠術の失敗パターン


missing
いまどき、ちょっと検索すれば、
すぐに「簡単な催眠術のかけ方」をみつけられます(ここでも紹介する予定)。

その多くは「この文章のとおりやれば、あいてに催眠術をかけられますよ」
なんて語っていたりします。

しかし本当に成功したひとは、そこまでいないのではないでしょうか?

もちろん、教え方がわるい、というのでありません。
かといって、台本どおり読めば成功する、というほど甘い技術でもないのです。

催眠術を成功させるには、いくつもポイントがあります。
それをおさえていく必要があります。

たとえば初心者はよく、こんな間違いをします。

あいてに「催眠術の練習してるんだけど、かけさせてください」といって、
催眠術をはじめるのです。

はじめて挑戦する自信のなさから口にするのでしょう。
しかし、これは「アウト」です。

専門的にいえば〝威光〟がさがるからです。
あいての無意識が「なんだ、たいしたことなさそうだ」と感じるのですね。

そのためには「かけてください」といわせることです。
こちらでなく、むこうからお願いする形で、催眠術をはじめるのです。

私は催眠術をおしえるときに、このポイントを必ず強調します。
それほど大事なこと——結果はおおちがい——なのですね。

よろしいですか。
ポイントは「かけさせてください」でなく「かけてください」です。

こうした細かな概念やコツを身につけてこそ「催眠術」なのです。
半端な知識だけではなんにもなりません。

ネットに記事があふれる情報化社会とはいえ、
そのぶん「本物の情報」は、なかなか手にはいらなくなってきました。

薄っぺらい情報は、あなたをどこにもつれていってくれません。
しっかり本物をとりいれましょう——でないと、あなたの人生がかわいそうです。


2016-12-10 | Posted in 催眠術のかけ方No Comments » 

関連記事